KGP2000シリーズ・本質安全防爆構造スマートバルブポジショナは、空気圧により作動する調節弁に取付け、上位制御システムや調節計からの4-20mA入力信号を受けて調節弁を所望の弁開度にコントロールする制御機器です。

調節弁の弁開度を検出し、入力信号との比較を行いながらフィードバック制御を行うため、調節弁の正確な位置決めが可能です。

リニア式駆動部やロータリー式駆動部の単動形や複動形など、様々なタイプの駆動部に取り付けて使用することができます。

デジタル式の特長を活かした高度なPID制御機能、HART通信機能、LCDを用いたローカルユーザーインターフェース機能を備えています。

角度センサを有効利用した診断機能を備えており、設置・設定作業における省力化はもちろんのこと、運転・メンテナンス作業において、効果的な状態監視や効率的な作業を行うことができます。

また、防爆仕様として本質安全防爆構造を採用しており、危険場所においても安全に運用することができます。

KGP5000シリーズと同等の基本機能を備えながら、より低価格で提供できることが特長であり、コストパフォーマンスに優れた選択肢となります。